ID・パスワードの管理【死亡時対応】

時間が無いと嘆きながら、無限に生きるかに振る舞う自己中心的な人間ですが、うっかり死んでしまった場合には、IDとパスワードを親族に引き継がないと残った方々に多大な迷惑をかけることになります。本当です。
とはいえスマートフォンの指紋認証に親族や配偶者の指紋を登録したり、パスコードを共有するのは精神的に無理だと思います。

WebサイトのID・パスワードはGoogle等のパスワード管理ツールを使用していれば一覧管理になります。ですのでマスターになるIDとパスワードを紙に書いて保存しておくか、音声や動画で保存しておけば良いわけです。ですが保存しても保管場所の問題があります。
貸金庫はコストが掛かりますし、死亡時に解錠する手続きが煩雑です。自宅に金庫を購入しても暗証番号を共有していたら、誰かに見られたとしてもわかりません。

割と真面目に悩んでいましたが、封筒にID・パスワードを書いた紙をいれて封印シールを貼ることにしました。
人間はどう頑張っても物理的な存在なので、物理的な管理方法が最終手段になるのは当然の帰依かと思います。
セキュリティ用の封印シールなら開封された場合にはひと目で分かりますし、後は封筒の紛失と破損の心配だけで住みます。更に価格もそれほどかかりません。
また金融機関に係る作業はスマートフォンと認証アプリできるのですが、機種変更時の引継などは乱数カードが必要なため、一緒に入れてあります。乱数カードは写真を撮られていたら事案になるまで気づかないので、なかなかよい考えだと自画自賛しております。注意点は封印シールを貼る際に、封筒に重しを乗せるなどして30分程度、密着させることです。うっかりちょっと確かめてとやると粘着が悪くなります。

ご参考まで。


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