Rakuten Miniの使い勝手

既に新規販売は終了していますが、 Rakuten Mini を3ヶ月程度使った結果かなり使い勝手が良かったので報告します。
3.6インチの小さい画面のスマートフォンで万人受けする機種ではありません。
但し、会員カード・モバイルSuica、バーコード決済、SMS、メール、チャットツール、電話と用途を限定すれば取り回しの良さはiPhone SEより優れています。
不向きな用途としては、ゲーム、Web閲覧などの高性能と大画面が有利になる用途になります。


個人的には仕事で外出するときにはiPadかノートPCが必要になるため、スマートフォンは小型機を求めていました。最初はJelly2(3インチ)の購入を考えていたのですが、中古でも2万超えだったため、試してマッチしなかった場合の損失が大きいと判断しました。また、Jelly2は3インチでインタフェースがAndroid 標準な為、流石に少し使いにくいかとも思いました。Rakuten Miniは縦スクロールの独自インタフェースで、文字入力以外は使い難いことは無いです。
余談ですが「こんな良いものがこんな値段で!」という買い物が大好きです。ケチと言われれば多分そうです。 Rakuten Mini は中古で5千円程度。だめならトラブル時の代替機として用意できるのと楽天モバイルでiPhone SEを使用した際の片通話が解決するか検証したかったので購入しました。ちなみに片通話は発生しませんでした。
後、povo 2.0を試すもの良いかと思いました。
Jelly2の方が高スペックでサイズも小さいのですが、用途として高スペックは必要がないため、低価格にこだわりました。ちまみにCPU、メモリ、ストレージ、ディユアルSIM対応、対応Bandなど割と Rakuten Mini は負け放題です。e-SIM対応はしていますが、これがメリットになるのはIIJmioのデータ通信専用SIMを使用するケースくらいではないかと思います。月額費用が200円安くなります。

左:Rakuten mini  右:Jelly2

今から(2022年1月)Rakuten Mini を購入する場合には対応BANDの違いが販売時期により異なるので、中期または初期の購入がオススメです。特に後期製品はBand1に対応指定いないため他キャリアを使用するのは不向きな端末になります。(Docomo、au、Softbankが利用)またBand1は北米以外の海外ローミングでも割と使用した記憶があります。
Band4は北米で使用されています。もし海外で使用したいなら行き先で使用する周波数帯を事前に調べて見てください。HISモバイルのサイトで検索できます。
購入はスマートフォンを取り扱う良心的な中古ショップなら、どの販売時期の端末なのか記載してあります。


楽天モバイルで使用するなら、当然ですがども販売時期の端末でも問題ありません。
簡単にRakuten miniの対応Bandを下の表にまとめます。

発売時期 製造番号 対応BAND(周波数) 注意点
初期 IMEI:351676110356708以前 FDD-LTE: Band 1/ Band 3/ Band 18/ Band 19/ Band 26/ Band 28
TD-LTE: Band 41
WCDMA: Band I  / Band VI  / Band XIX
Band4非対応
中期 IMEI:351676110356716~351676110680487 FDD-LTE: Band 1/Band 3/ Band 5/ Band 18/ Band 19/ Band 26/ Band 28
TD-LTE: Band 38/ Band 41
WCDMA: Band I / Band V / Band VI / Band XIX
Band4非対応
後期 IMEI:中期以降 FDD-LTE: Band 3/ Band 4/ Band 5/ Band 18/ Band 19/ Band 26/ Band 28
TD-LTE: Band 38/ Band 41
WCDMA: Band IV / Band V  / Band VI / Band XIX
Band1非対応

中古でも中期と初期が売れているようです。後期ならすぐ見つかるため楽天モバイルで0円運用したいなら後期でもおすすめです。実際に 会員カード・モバイルSuica、バーコード決済、SMS(受信)、メール、チャットツール、電話 で0円運用ができています。
楽天モバイルがこのまま通話料を無料にしてくれるなら、固定電話の代わりになるなと考えています。

ご参考まで、

関連記事

TOP