店舗やイベントで提示を求められるケースが今後どれだけあるか不明ですが、想定できなくはないのでスマートフォンアプリで管理しておくことにしました。
必要なものはスマートフォン(NFC Type-B対応)、マイナンバーカードが必要になります。
対応機種については公式ページ(デジタル庁)には記載が無いようですが、Apple StoreかGoogle Playで非対応機種にはインストールできない仕様で、アプリケーション情報を見るとiPhoneの対応機種はiPhone 7以降が対象になります。
またIOSは13.6以降の対応になります。
1.証明書の登録
インストール後、新型コロナワクチン接種証明書アプリを起動します。
1.2「接種証明書を発行」を選択します。
1.3 日本国内用を選択します。
海外用を登録するにはパスポートも必要になります。
1.4 チェックをオンにしましたら、「次へ進む」を選択します。
1.5 マイナンバーカードのパスワードを入力します。
カードの読み取り前にパスワード入力が必要なので、戸惑いました。
ちなみにパスワードを3回間違えると、役所に出向いて再設定する必要があります。
人は忘れる生き物なので、パスワードを書いた用紙は以下の方法で保存しておくことを推奨しています。
1.6 暗証番号を入力して「次へ進む」を選択します。
1。7 マイナンバーカードを机など平らな場所に置いて、iPhoneの上部をマイナンバーカードに重ねて置きます。
平らな場所で行うこと、iPhoneの上部で読み取ることは必須です。
パスワード間違い以外の失敗は、手に持って読み取るなどはエラーの原因になります。読み取り判定が厳しくて驚きました。後、金属製の机でも失敗しますので、アルミ等のiPhoneケースを装着していると失敗するかも知れません。手持ちのシリコンとプラスチックのケースは大丈夫でした。
1.8 読み取りが成功するとマイナンバーカードの情報が表示されます。
1.9 接種記録とマイナンバーを突合させて、記録がある場合には接種記録が表示され、 接種証明書が発行されます。
割愛しましたが、いつ、どの種類のワクチンを、接種回数が表示されます。
ワクチンのロット情報も表示されるので、今後有事の際にも対応できるかと思います。
利用上の注意点ですが、iosのヘルスケアと連動しています。
他のiPhoneで新型コロナワクチン接種証明書アプリが表示する二次元バーコードを読み取ると、他人の接種証明書も取り込めてしまうようですので、店舗などで読み取りを求められた時は、お断りした方が良いと思います。基本的には提示になると思いますが。
マイナンバーカードやNFCに対応したスマートフォンがない場合、ワクチン接種時の紙になるのでしょうね。でも紙だと免許証やパスポートがないと本人確認ができないので・・・
ご参考まで。