Backup Execを使用した Oracle Databaseのバックアップについて記載します。
事前設定に関しては、下記のURLを参照ください。
Backup ExecでのOracle Database 環境の設定
BackupサーバでBackUp Execを起動して、DBサーバを選択⇒右クリック⇒[バックアップ]⇒[ディスクへのバックアップ]を選択します。
[エージェントベースのバックアップ]をクリックし[次へ]を選択します。
[編集]を選択します。
下図の赤枠のようにOracle Database部分がエラーなく展開できることを確認します。
選択、展開できない場合にはユーザ権限の間違いや、BackUp Execのユーザ設定が間違っています。
[OK]を選択します。
今回はOracle Database以外の部分は除外して、完全バックアップ(フルバックアップ)をスケジュールなしで作成しました。
[バックアップとリストア]画面でデータベースサーバをハイライトさせ、右上の青ボタンを選択します。
先程作成した、データベースサーバのジョブ一覧が表示されますので、対象のジョブで右クリックして[今すぐ実行]を選択します。
バックアップが実行されます。
バックアップが完了しました。
たんたんと進めてきましたが、ここまでには色々とつまずいています。
やはり、Oracle Databaseの認証環境についてうまくいかないことが多かったです。
[バックアップ定義のプロパテイ]から[クレデンシャルのテスト編集]を選択します。
データベースのログオンアカウントがOracle Databaseのアカウントでかつ権限が不足していないか確認してください。
[すべてのテスト]や[選択項目のテスト]でアクセス可能か判断できます。
以下2画面のアカウントは同一になるように設定してください。
バックアップサーバのOracle Databaseのログオンアカウント
データベースサーバのBackUp Exec AgentユーティリティのOracleタブのアカウント
ご参考まで。