JP1のジョブスケジュールの命名規則のサンプルです。
[システム名]_[サブシステム名]_[処理種別]_[機能名]_[通番]
項目 内容 例
システム名 システム識別子(2~4文字程度) ECOM(ECサイト)
サブシステム名 業務区分やサブシステム ORD(注文処理)
処理種別 バッチ / ファイル / DB など BAT, FTP, DBU
機能名 処理機能の略称 INVC(請求書作成)
通番 同一機能で複数ジョブがある場合の識別 001, 002
サンプル
WBOM_ORD_BAT_INVC_001 ← WEBサイトの注文処理、バッチで請求書作成の1番目
HRMS_PAY_DBU_ADJST_001 ← 人事給与、DBアップデート、給与調整処理その1
BANK_TRS_FTP_SEND_001 ← 銀行システムの送金処理、FTP送信処理その1
英数字・アンダースコアのみを使用(日本語と記号は避ける)
最大文字数:32文字以内に収める
一貫性を重視:すべて大文字、桁数統一(例:001, 002)
管理用ジョブには接頭辞を使う:例)MGMT_, CTL_, CHK_など
ジョブネットやジョブグループの命名
種類 命名例 説明
ジョブネット ECOM_ORD_BN_001 BN=Batch Netの略など
ジョブグループ DAILY_ECOM_PROC 日次ECOM処理グループなど
重要
運用マニュアルや設計書で命名規則を文書化し、チーム内で統一することが最も重要である。また、ジョブIDやコメント欄にも意味のある情報を付けることで保守性が向上する←優しく書いてますがマジでジョブ設計は作成すべきです。