HULFTの実行環境は以下の通りです。
HULFTの検証を行いたい場合は事前にMy HULFTの登録してモジュールをダウンロードする必要があります。
インストールアカウントはrootになります。
インストールディレクトリを作成します。(hulft01、hulft02共通)
mkdir /usr/local/HULFT
mkdir /usr/local/HULFT/insttmp
insttmpディレクトリにHULFTのモジュールをアップロードします。
ダウンロードしたZIPファイルをPCで解凍してWinSCPでアップロードしました。
尚、各ファイルに実行権限がないとインストーラは起動しませんので、コマンド(chmod)やWinSCPのファイルプロパティから実行権限を付与します。
/usr/local/HULFT/insttmp/installer
上記のコマンドでHULFTのインストーラを起動します。
画面はTeraTermから起動しています。
キーを押すと以下のメニューが表示されます。
My HULFTからシリアル番号とプロダクトキーを発行して、次へにカーソルを移動してエンターを押します。
標準インストールにカーソルを移動してエンターを押します。
HULFTの環境が表示されますので、次へにカーソルを移動してエンターを押します。
インストールが完了します。
HULFTを使用するためには、以下の環境変数の登録が必要になります。
HULEXEP=/usr/local/HULFT/bin
export HULEXEP
PATH=/usr/local/HULFT/bin:$PATH
export PATH
HULPATH=/usr/local/HULFT/etc
export HULPATH
ログオフすると上記の環境変数は消えてしまうので、/root/.bash_profileに上記の環境変数を登録するとrootでログインすると環境変数が有効になります。
utladminコマンドを実行するとHULFTのメニューが起動します。
インストールは完了です。
ご参考まで。
2024/11/15