「タイムアウトエラーがでた」なんて雑な問い合わせが多い昨今ですが、詳しくヒアリングすると余計混乱するので、発生日時かソースIPを聞いてログを追う方が速いと思われる方も多いかと思います。
IISのエラーログの保管場所は、C:\Windows\System32\LogFiles\HTTPERR\httperr1.logになります。
C:¥Windows¥System32¥LogFiles¥HTTPERR¥httperr1.log
アクセスログはIISマネージャから任意の場所に変更可能ですが、エラーログは下記のレジストリを変更して、IISサービスを再起動する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\HTTP\Parameters
レジストリにエントリ可能な値は下記の通り。
レジストリ値 | 説明 |
EnableErrorLogging | エラー ログを有効にするには TRUE 、無効にするには FALSE に設定できる DWORD(既定値はTRUE)。 |
rrorLogFileTruncateSize | エラー ログ ファイルの最大サイズをバイト単位で指定する DWORD。既定値は 1 MB (0x100000) 。 指定した値を既定値より小さくする必要がある。 |
ErrorLoggingDir | ログ ファイルを格納するフォルダーを指定するパス。 指定したパスのフォルダーとサブフォルダー、ログ ファイルは管理者アカウントとローカルシステムアカウントにはフル アクセス権が付与される。 レジストリでフォルダーが指定されていない場合の既定は%SystemRoot%\System32\LogFiles。 完全修飾ローカル パスである必要がるため、ネットワーク ドライブやネットワーク共有は使用できない。 |
既定の場所になくて、手間取ったので・・・
またログの時刻ですがログ形式の設定がIISならOSの時刻、W3CならUTCになります。
ご参考まで。