VCF 9.0 管理ドメイン ストレージ設計推奨値 (vSAN ESA)
フルデプロイ構成(SDDC Manager, vCenter, NSX, VCF Operations/Automation 統合環境)を想定した推奨設定です。
1. vSAN ストレージポリシー設定
| ポリシー項目 | 推奨設定値 | 設計意図 / 備考 |
|---|---|---|
| データ配置方式 | RAID 1 (Mirroring) | 管理コンポーネントの可用性とリビルド速度を最優先 |
| 許容される障害数 (FTT) | 1 (1 Host Failure) | 4ノード構成における標準的な冗長性レベル |
| 圧縮 (Compression) | 有効 (Enable) | ESAでは書き込み性能向上にも寄与するため必須 |
| 重複排除 (Deduplication) | 無効 (Disable) | 管理VM群では効果が限定的なため、オーバーヘッドを回避 |
| 予備領域 (Slack Space) | 25% 〜 30% 確保 | リバランスおよびアップグレード時のワーク領域として必須 |
2. 物理ノード単位のハードウェア推奨構成
| 項目 | 推奨構成 | 理由 |
|---|---|---|
| ディスク種類 | NVMe TLC SSD | vSAN ESA の必須要件(Performance Class G以上推奨) |
| ディスク本数 | 4本 〜 6本 | I/O 並列性と単一ドライブ故障時の影響を分散 |
| 単体ディスク容量 | 1.92 TB / 3.84 TB | フルデプロイ時の実消費(約4TB)に対し余裕を持たせる |
| ノードあたり物理実容量 | 7.6 TB 〜 15 TB | 4ノード合計で RAID 1 実行容量 15TB〜30TB を確保 |